リファクタリング

長い間に、プログラムをどんどん機能拡張して行くとだんだんコードが汚くなってくる。ローカルな問題はいいんだけど、とくにデータ構造や大局的なアルゴリズム、プログラム内のインターフェイスなんかが汚くなって、「もう作り直すしか無い」と考えるようになる。

・・・(中略)・・・

こういうふうに目標が分かって無いときにこそ、何もかも放棄して作り直したくなるものなのだ。しかし、目標が分かって無いのに最初から作り直して、それでより良い物を作れるかは疑問だ。

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最後の一文が印象に残りました.私もバイトや研究などいろいろな形で他人のソースコードを修正する機会が巡ってくるのですが,“これはひどい”とか“これはもうだめかもしらんね”という感想を抱くものに当たることも多々あります.そして,こういったコードを見るたびに“最初から作り直した方が早いんじゃないのか”という衝動に駆られます.しかしながら,自分にしか影響が及ばないようなコードで何度か実行したことがあるのですが,やはり最初の衝動とは裏腹に,うまくいかなかないことも多いものです.これは,上にあるように,一から書き直そうとした時に“これはひどいのは確かだが,どこがどうひどいのか”を実はあまり認識していないからなのかもしれません.

心に留めておこうと思ったエントリでした.

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