危機と機会は紙一重

少し前に,mixi関連の話題をそのまま転載した(一応,転載元は記載されてあるが)blogが発見され,ちょっとした騒動になりました(上がオリジナル,下が転載したblog).

それに対してのコメントが以下のエントリ.

該当のエントリは会社にいるときに見つけたのですが、(仕事しろよ)読み終えたあと、真っ先にはてブのコメントを見ました。そこではてなブックマーカーが「みたことある」って言ってくれてたから自信を持って主張できただけであって、誰も気づいてくれなかったら、もしくはみんなが転載を良しとしていたら、紅はきっと何も言わずにスルーしていたと思います。


・・・(中略)・・・


人間には多かれ少なかれ承認欲求ってのがあって、それは自分の作品さえ認められればそれでいいというものではないと思うのです。”私の書いた作品が評価されたことによって私自身が認められたのが嬉しい”んじゃないのかな?


べにぢょのらぶこーる:はてなブックマーカーがドラえもんで良かった。

さて,ここで面白いのが,オリジナルのエントリに対するはてなブックマーク数です.オリジナルのエントリは4ヶ月前位に書かれたものなのですが,そのエントリに対するはてなブックマーク数が,ここ数日で50件近くも増加しています.はてなにおいてブックマークされるということは,“何かしら評価を受けた”ということに近い意味合いがあります.つまり,皮肉にもオリジナルは転載されることによって,結果的に“私の書いた作品が評価された”という事実がさらに強いものとなりました.

単純に考えて転載されたということは,オリジナルのエントリは“誰かが転載しようと考える位良いエントリだった”ということになります.そのため,“転載された”という事実は自分のエントリ(の良さ)を宣伝するための大きな武器の一つとなります.

もちろん,上記にあるように,もし誰も転載のことに気づかずに転載先のエントリが評価を受けてしまったらオリジナルを書いた人は泣き寝入り,ということになります.そういった意味で,危機と機会(チャンス)は紙一重なんだな,と思いました.

我々ウィザードにとってチャンスは最大のピンチだが、またピンチは最大のチャンスなのだ。


廃WIZ日記

かっとなって引用した.反省はしてない.