当たり前という意識による阻害

背後からハミング:「働き方」ではなく「働かせ方」のはずなのに.なかなか興味深く読ませてもらいました.それで,頭に浮かんだことをメモ.完全に思っただけですが.

日本に成果主義が根付かない原因の一つとして,“当たり前という意識が強すぎる”からではないかなぁと思いました.私の実生活でも,実験して結果を見せて説明すると,“そんなの当たり前じゃないか”みたいな反応をもらうことが結構あって,やる前に言ってよ!みたいな.

愚痴が入りました.仕事においても,成果を評価されるときには“○○○とかXXXとかはできて当たり前だよね?小学生じゃあるまいし”のように(しばしば無意識的に)かなりの部分を評価以前の問題で片付けられてしまい,誰が見ても[これはすごい]と思えるようなことしか評価されない傾向があるように思います.ですが,そんな凄いことをできる人は限られていますし,当たり前(と思われている)ことを全部きちんとこなすのもなかなか大変なことです.そのため,多くの凡人はその高すぎるハードルの前に潰れていきます.

他人が自分に完全に奉仕できてギリギリ合格・・・・・・!
100%出来て・・・ ギリ合格の50点・・・・!
1つでもミスをすれば40・30・20・・・・・
それが社長の思考法・・・・・・!

スーパー減点法

恐るべき男・・・・・・・・・!

http://kaijiblog.seesaa.net/article/34150216.html

これは極端にしても,基本的に減点法の気質の人が多いように思えて,それが皆を不幸にしているのかなぁ,と思ったり思わなかったり.