かゆい所に手のとどくインターフェース

jkondoの日記:初めて来た人がすぐに使えるはてなにしたいとのこと.はてなダイアリーのインターフェースに関して言えば,エントリの日付欄の横にある編集ボタンがかなり私のストレスを軽減してくれます.私は,いったん記事をアップした後も誤字や細かな言い回しの修正を何度も行っているのですが,このときにワンクリックで修正ができるので非常に快適です.こういったことは些細なことで,実際私も他のblogを使うまでその事実(ストレスを軽減してくれる)に気が付いていなかったのですが*1,この些細なことがblogを使いつづけようと言う気にさせる決め手になったりします(実際,その“他のblog”は3ヶ月も経たずに使うのをやめてしまった).

UI (User Interface) と慣れの関係でも述べたように,人は競合するサービスと比較して多少機能的に劣っていたとしても“慣れている”という理由だけで,その(機能的に多少劣っている)サービスを使い続けてしまう所があるように思います.その意味では,いったんインターフェースを決定した後は,大きなUIの変更を行うべきではないと思っています(せっかく囲い込んだユーザを手放してしまう危険性がある).ですが,些細だけれどもかゆい所に手が届くように感じさせる修正は地道にやっていくことは重要なのだろうなぁと感じました.

*1:そのblogでは,記事の編集を行うためには,管理ページへのリンクを押す→過去の記事の一覧ページへのリンクを押す→編集したい記事にある編集リンクを押す,と3回クリックしなければならなかった.