彼らが陵辱ゲームを攻撃したとき

彼らが最初児童ポルノを弾圧した時,私は不安に駆られたが,
私はロリコンではなかったので,何の行動も起こさなかった.

その次,彼らは陵辱ゲームを弾圧した.
私はさらに不安を感じたが,自分はエロゲをしないので何の抗議もしなかった.

それから彼らはエロゲ,暴力ゲーム,アニメ,低俗バラエティと順次弾圧の輪を広げていった.
その度に私の不安は増大したが,それでも私は何も行動を起こさなかった.

ある日ついに・・・

性暴力ゲームの製造・販売禁止へ…業界の審査機関が方針を読んでの感想.以前に紹介した 彼らが最初ネトゲ、同人を攻撃したとき - Life like a clown の改変ネタです.

ただし、人権団体はゲームだけではなく全てのコンテンツがロリコンの影響を受けていると主張している。たとえば「けいおん!」も例外ではない。今後各業界の自主規制が進む可能性も懸念される。

段落2.のソースと引用URL
The hentai [pervert] theme is common in Japanese comics, animated films and video games, many of which tap into the popular subculture of Lolicon, a Japanese rendering of Lolita complex.
http://www.buzzle.com/articles/268545.html

http://slashdot.jp/firehose.pl?op=view&id=103081&threshold=-1

以前に紹介したときは,もう少し楽観的な目で見ていたのですが,例えば上記のような記事を見てしまうと,実感できるレベルで怖いなぁと感じてしまいます.ふと,「大切なモノを守る為,大切なモノを奪い続けるという矛盾.」と言う言葉を思い出しました.「(ねぇ…本当に大切な物って何?)」

さて.業界があっさりと自主規制を行った背景には,恐らくは性暴力ゲーム規制強化へ、与党が流通歯止め検討チームのように,政府からの圧力をひしひしと感じているからだろうと思います.個人的には,前述の記事で声高に規制を唱えてる人達に対して,例えば「恋空」などはどういう感想を抱いているのか聞いてみたいなぁと思ったりするのですが,そんなことを言うと「じゃあ恋空も禁止だ!低俗なものは全部禁止!」と自分の本意ではない方向へ加速する気もします.

「ある日ついに」の次には何が続くのでしょうか.