IE8+Bing で過ごし始めて 2 週間が経過しました

タイトル通りです.Windows にインストールするソフトウェア - Life like a clown で書いた通り,オレポータビリティを目指すために新しい PC から Firefox をリストラして IE8 を使うことにしました.さらに,IE8 にはプラグインを何もインストールしないので,必然的に検索は Bing に頼ることが多くなります(Google toolbar をインストールしない + 検索のたびに Google を開くのは面倒).そんな感じで 2 週間を過ごした感想を少しだけ.ちなみに,OS は Windows Vista です.

Bing

まず,検索エンジンの方の Bing ですが,こちらは特に不満はありません.まず,軽いのが良いですね(Google と比較しても負けずとも劣らずと言うレベル).検索結果も大抵の場合は特に問題のない程度です.仕事関連で調べ物をするときに,「Bing で調べる -> 上位検索結果に望んでいる情報がない -> Google で調べる -> さすが Google 様!」のような状況が何度かありましたが,個人的には誤差としても良いかなと言うレベルです.

Internet Explorer 8

次に IE8.こっちは・・・うーん.まず,表示に失敗する頻度が予想以上に高いです.自分が使用するサイトでは,以下の表示が崩れてしまうのが厳しい.

全体的に,JavaScript をよく使用している Web サイトと相性が悪いようです.個人的には,猫も杓子も JavaScript な今の時代が嫌いなので IE8 を憎みきれないのですが,まぁ今の時代に使うにはまだまだ厳しい感じです.また,IE8 は表示が崩れるときには大抵「互換表示モード」と言うボタンが現れるのですが,残念なことにこのボタンを押しても状況が改善することがあまりないので微妙です.

尚,互換表示モードのせいかどうかは分かりませんが,IE8 は表示がうまくいかない場合に「中止ボタンを押して更新ボタンを押す」とうまく表示されることがあります.昔,Netscape 4.X が CSS を多用したサイトを表示するときに,更新ボタンを押すと見た目が変わると言う現象を見かけたことがあって,友人と「確率的な挙動を行う良く分からないアプリケーション」と言ってたのですが,今の IE8 もそんな印象でこれが微妙感に拍車をかけています.

個人的には,昔 IE6+Sleipnir から Firefox に移った理由が yaplog のような(恐らく)JavaScript を多用しているサイトを表示させると数十秒間フリーズしてしまう,と言う状況に耐えられなかったためなので,その意味では今の IE8 は(フリーズなどはしないので)許容範囲ですが,近年の Web ブラウザとして使うには厳しいなぁと言う印象です.