「有名人は自らの影響力を考えて発言しろ」と言う意識

想像力と距離感が欠如し、webに親しんでいない若者はまさに「普通」の人達でしょ。webは声の届く範囲を爆発的に高めてしまった上に今はTwitterという発言コストを大幅に削ってくれるツールがあるんだから。それを上で書いたような「普通」の人達が使用すると公私の区別を付けることができずに自爆してしまう。

・・・(中略)・・・

従って、僕は彼らを大馬鹿野郎とは思わない。実際、リアルだと彼らぐらいのワル自慢というか、ちょっとしたことを武勇伝的に語る人は大勢いる。webは居酒屋ではないし教室でもないから、問題が起きる。もっとwebが一般的なものになれば、こんな事件は少なくなっていくよ、きっと。

http://d.hatena.ne.jp/kkk6/20110725/1311583156

この話を追いながら mixi ニュースを見ていたら,面白い日記を見つけました.

この、高岡って人が。
どんな方なのか…ワタクシ、よくは存じませんが、俳優なんですって?

それなりにメディアに露出した時点で、一般人とは立場が異なるので…ツイッターを含め、発言の影響力を考えていなかったのが…あまりにも幼稚。

幼稚だわ。

Twitter を使うようになって気づいた事の一つとして,「有名人は自らの影響力を考えて発言しろ」と言う意識は,所謂「普通の人達」の中では結構ありふれた感覚なのだなぁと言うものがありました.「普通の人達」には,「有名人*1」と「一般人」を強く分けて考える傾向が見られます.「有名人なのだから」自らが発言する事による影響力を考えて慎重に発言する必要がある,逆に言うと,自分は有名人じゃない「普通の人」なのだから軽率な発言をしてもスルーされる(知り合い以外で,自分の発言に興味を持つような暇人はいない)と.

この点に関しての,ネット原住民の違いは,恐らくは,ネット原住民は「Web 上に限れば,瞬間的に見れば下手な有名人よりも大きな影響力を与える可能性が十分にある(決して小さくない)」のを経験的に知っている事だろうと考えられます.そして,これは決して最初から想像できていた訳ではなく何らかの経験から身を持って体感したと言うのがほとんどだろうと思います.その意味で,ネット原住民に比べて「普通の人」は,決して想像力の欠如している大馬鹿野郎ではないと言う主張には賛同できます.

現状の問題点は,「瞬間的に大きな影響力を与える」と言う最初の体験が「飲酒運転」や「カンニング」等の非社会的行為の告白と言う取り返しのつかなくなる可能性のあるものと言う事です.これには,http://medt00lz.s59.xrea.com/wp/archives/1174 で述べられているのように(ある程度)安全に痛い思いをする事のできる「砂場」が必要とされているのかもしれません.

*1:ここでの「有名人」は,恐らくは,テレビ・雑誌に露出した事のある人達と言う位だと思います.

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