オレは自分の手の届くところは守りたいって思ってる

「きっと何者にもなれない」あなたへ と言うタイトルだけを見て,一番最初に思い浮かんだのが下記の台詞.

オレたちが、どんな過去を背負いどんな悩み
希望を持ってたとしても・・・出来ることと言ったら
行動『する』か『しない』を選ぶくらいなんだ。

千差万別の悩みに対して出来ることは二通りだけってことなんだぜ?
頭抱えて当然ってことさ!

・・・それでもぐるぐるしないようにするには
行動『する』ときと『しない』ときの基準を決めておけばいい。

まあ簡単に決まらないと思うけど
それはビビのペースで決めていけばいいんだ

・・・オレは自分の手の届くところは守りたいって思ってる。
出来てるかどうかは別だけど、それがオレの基準なんだ

ファイナルファンタジー9 「オレたちが、 名台詞 ジタン・トライバル

実際のところ,「自分探し」の旅をしてるうちに気になる異性に出会っちゃって,キャッキャウフフってやってたら気が付いたら子供が 2人くらいできちゃって,「自分とは何者なのか」なんて言ってる余裕もなくなってきて,とにかく家族を守る(食わせる,夢を潰さない,...)ために日々を頑張る,なんてのが多くの名も無き人達の所謂「普通の幸せ」なのかなぁと言う気はします(正確に言うと,2, 30年前はそうだった,かな).

現代においては,その「普通の幸せ」を実践するのも様々な理由で難しくなってきており,私自身もそう言う一生を送れるといいなぁと最近は思うようになりました.

吾唯知足

世間から与えられる、理想の人生の水準は、多くの人にとって高くはない。いわゆる、普通に恋愛して、普通に結婚して、普通に子どもを育てて、普通に娯楽を楽しんで・・という典型的な人生は、結構難しい。その難しい消費活動に、人々は一生懸命になりすぎていると感じることが多いのは私だけだろうか。

働きすぎの時代

「普通の幸せ」なんて人生は結構難しい,と言う事を考えていたらふと「吾唯知足」みたいな話を思い出しました.

デュルケムは、統計的に見て、経済発展を遂げた社会で自殺が増加していることに着目した。常識的に考えれば、豊かになれば自殺は減ると考えられる。しかし、現実はそうではない。そこでデュルケムは、豊かになったために人びとの欲望が高まるが、手段が限定されていてその欲求が満たされないため、自殺してしまう、と考察した。つまり、多くの人が「欲しがるから手に入んなくて途方に暮れる」状態になってしまったのだ。
・・・(中略)・・・
現代日本は、何かと「欲しがらなくてはいけない」時代だ。車や家などの商品から、愛情や夢といった抽象的で無限の欲望をかきたてるものまで、あらゆるものが「素晴らしいもの」で、手に入れることが素晴らしい人生なんだ、という価値観が広く流通している。愛や夢を否定できる人が、今の日本にどれだけいるだろうか。

欲しがるから手に入んなくて途方に暮れる

吾唯知足は,「知足の者は貧しきと云へども富めり。不知足の者は富むと云へども貧し。」と言うような話だそうですが,まぁ確かにそういった面はいろいろと見られるかなぁと言う気はします.

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