センセーショナルな話題を見かけたら言及するのを 1 日待つ、と言う心掛け

バカや低学歴の世界が可視化されたんじゃなくて自分がそういう底辺層と同じ世界におちたんだろ。 - 拝神 と言う記事を見かけて、昨日似たような呟きに対して言及したなぁ……と思ったら同じ人でした。

先の記事に関しては、Twitter で呟いた以上の事は特にないので、わざわざブログで書くのもと言う気はするのですが……記事の方では見つかりませんでしたが、呟きの方には明確に「恥ずかしい」と言う本人の「憤り」を表す言葉が明記されています。この類の炎上事件では、まさにこう言った各人の小さな「憤り」の発露が積もり積もって、大きな炎上事件に発展していくのだろうと考えられます*1

では、この状況をどうしたら良いのかと問われると、残念ながら「どうしようもない」と言うのが実情だろうと思います。ただまぁ、そこで終わらせるのもアレなので、「センセーショナルな話題を見かけたら言及するのを 1 日待つ」と言う「心掛け」を紹介しておきます。

0分後
新しい情報がネットのどこかにリークされる

1〜30分後
イノベータ大集合
見つけた人たちがここぞとばかりにtwitter等に流す

…(中略)…

1〜∞日後
ラガードの聞き流し
その情報に興味を持ってない人への耳に入ったりし出す
イノベータの一部の人は自分がリークした事すら忘れだして居たりする。

最近のニュースの流れ

メディアリテラシーを高めようとする場合、情報の真偽を確かめるために「一次情報にあたる」、「該当分野の識者の見解を参考にする」等のさまざまな検証的な行動が必要になってきますが、実際には、多くの人にとってこういった行為は実行するハードルが高い、もしくは、そこまでする気力が沸かない等の問題があります。

一方で、twitter が出現して以降、情報(ニュース)の伝わる速度がどんどんと早くなっています。第一報が何らかのメディアを通じて投下されると、そのほとんどはデマかどうかが 1日もあれば大勢が決するような状況です。したがって、現在のように様々な情報が非常に早いペースで伝わるインターネット上においては、情報の受け手側は「 気になる情報を見かけたら、その事について言及する(twitter で拡散する等)のを 1日待つ」と言う行動を取ることによって、それなりにデマの拡散に加担してしまう事態を防ぐ事ができます。

情報伝達速度の加速とメディアリテラシー - Life like a clown

この「心掛け」は元々、情報伝達速度が飛躍的に加速している現代においてデマの拡散に加担しないための自衛手段として紹介したのですが、上記のような「各人の小さな「憤り」が積もり積もって、大きな炎上事件に発展していく」事例に関しても頭を冷やす期間として一定の効果は見込めるのではないかと考えています。センセーショナルな話題を見た直後で感情が高ぶっている時と落ち着いた後では出てくる言葉も変わってくるでしょうし、1 日経てばそもそも話題自体を忘れているかもしれません*2

これがどの程度実践できるかと言われると「正直、難しいだろうなぁ」とは思っています。ただ、「情報リテラシー教育」の重要性が叫ばれる昨今において「取っ掛かりとなる(情報リテラシー教育のための)具体的な何か」が必要とされており、そう言った現状を考えると「1 日待つ」と言う指針はそれなりにシンプルで分かりやすく、第 1 歩として良いのではないかなと感じています。

*1:もっとも、TwitterFacebook に関しては、既存のマスメディアが必要以上に注視しているせいもあって以前よりも燃えやすいと言う実情もありそうですが。

*2:個人的には、1 日で忘れるようであれば、その話題は当人にとってさして重要なものではなかった、と思っています。