飲んだら書くな、書くなら飲むな

先ほど、面白い呟きを見かけました。

差し詰め、「STOP!飲酒ツイート」と言ったところでしょうか。

これに関連する話として、以前に センセーショナルな話題を見かけたら言及するのを 1 日待つ、と言う心掛け と言う記事を書いた事がありました。

そこで終わらせるのもアレなので、「センセーショナルな話題を見かけたら言及するのを 1 日待つ」と言う「心掛け」を紹介しておきます。
…(中略)…
この「心掛け」は元々、情報伝達速度が飛躍的に加速している現代においてデマの拡散に加担しないための自衛手段として紹介したのですが、上記のような「各人の小さな「憤り」が積もり積もって、大きな炎上事件に発展していく」事例に関しても頭を冷やす期間として一定の効果は見込めるのではないかと考えています。センセーショナルな話題を見た直後で感情が高ぶっている時と落ち着いた後では出てくる言葉も変わってくるでしょうし、1 日経てばそもそも話題自体を忘れているかもしれません。

これがどの程度実践できるかと言われると「正直、難しいだろうなぁ」とは思っています。ただ、「情報リテラシー教育」の重要性が叫ばれる昨今において「取っ掛かりとなる(情報リテラシー教育のための)具体的な何か」が必要とされており、そう言った現状を考えると「1 日待つ」と言う指針はそれなりにシンプルで分かりやすく、第 1 歩として良いのではないかなと感じています。

センセーショナルな話題を見かけたら言及するのを 1 日待つ、と言う心掛け - Life like a clown

この時は「センセーショナルな話題(もうちょっとはっきり言うと、釣り記事や炎上記事)を読んだ時」と状況をかなり限定しましたが、それ以外にも最初に引用した呟きのように飲酒して酔っている時や何らかの理由で感情が昂っている時など、冷静な判断力を失っているような場合には各種ソーシャルメディアに書き込まないと言う心掛けは、昨今、問題となっている Web 上での各種炎上案件に極力関わらないようにすると言う意味でもこれからますます重要になってくるのかもしれません。

もっとも、これだけ規制・罰則が厳しくなったにも関わらず飲酒運転がなくならないと同様に、こう言った事例には「冷静な判断力を失っているから書き込んでしまうんだ」と言う側面があるので、実践するのはなかなか難しいのですが……