CubePDF に含まれる Ghostscript を手動で更新する方法

先日、Ghostscript が 9.26 にバージョンアップしました。リリースノートによると Ghostscript 9.26 では再び、セキュリティ問題に関する修正が実施されているようです。CubePDF も、近日中に Ghostscript のバージョンアップを含めた最新版をリリースする予定ですが、この記事では CubePDF に含まれる Ghostscript を手動で更新する方法について記載します。

まず、CubePDF のバージョンを確認して下さい。CubePDF のバージョンは、適当なものを CubePDF プリンタで印刷し、表示されるメイン画面の「その他」タブで確認する事ができます。

CubePDF バージョン情報

該当項目が存在しない場合は、CubePDF のバージョンが古いため最新版にアップデートして下さい。CubePDF は 1.0.0RC12 にてフォルダ構成等を変更しているので、バージョンが 1.0.0RC12 未満(1.0.0RC11 や 0.9.9β など)の場合は、必ず最新版に更新するようお願いします。バージョンが問題なければ、その右隣に記述されている文字列(x86 または x64)を覚えておいて下さい。

次に、Releases - Cube.Pdf - GitHub へ移動します。ここで、先ほどのバージョン表示画面で確認した x86/x64 に対応する Ghostscript の最新版 Zip ファイル(例えば、gs-9.26-x86.zip など)をダウンロードして下さい。

Ghostscript の差し替え方法

ダウンロード終了後、解凍・展開したフォルダにある gsdll32.dll および各種フォルダを全て CubePDF のインストールフォルダ(初期設定では C:\Program Files\CubePDF)にコピーして差し換えると、手動による Ghostscript の更新作業は完了です。